頻尿・血尿・尿漏れなどその他の泌尿器科の症状
排尿時の痛みや陰部のかゆみ以外にも、泌尿器科で扱う症状はさまざまあります。トイレの回数が多い、尿の勢いが弱い、尿に血が混じるといった症状は、一つひとつは軽く感じられても、体からの大切なサインであることがあります。中には自覚症状がほとんどないまま進行する病気が隠れていることもあるため、「これくらいなら」と様子を見すぎず、気になる症状があれば早めに確認しておくことをおすすめします。このページでは、代表的な症状ごとに考えられる病気の傾向をまとめています。
すでに「排尿時に痛みがある」「陰部にかゆみがある」という方は、そちらのページもご確認ください。
頻尿や残尿感など排尿のお悩み排尿の仕方に関する症状

排尿回数の変化や尿の出にくさ、尿漏れなどの症状は、膀胱や前立腺、尿道などの泌尿器に何らかの異常が起きているサインである場合があります。年齢を重ねると起こりやすくなる症状ではありますが、「年のせいだから仕方ない」と自己判断せず、原因を確認することが大切です。
また、症状が軽いうちは日常生活への影響が少なくても、時間の経過とともに悪化したり、排尿機能の低下につながったりすることがあります。頻尿や残尿感、尿の勢いの低下、尿漏れなどが続く場合は、前立腺肥大症や過活動膀胱、膀胱炎などの病気が関係している可能性があります。気になる変化がある場合は、早めに泌尿器科へ相談し、適切な検査を受けることをおすすめします。
頻尿(トイレの回数が多い)
頻尿は水分摂取量や気温の影響で一時的に起こることもありますが、何度もトイレに行きたくなる状態が続く場合は注意が必要です。特に夜中に何度も目が覚めてしまう場合や、急な尿意を我慢しにくい場合は、前立腺肥大症や過活動膀胱などが関係している可能性があります。日常生活に支障を感じる前に、一度泌尿器科で相談することをおすすめします。
前立腺肥大症
過活動膀胱
膀胱炎
残尿感(出しきれない感じがする)
残尿感とは、排尿後にも尿が膀胱に残っているように感じる症状です。実際に尿が残っている場合もあれば、膀胱や尿道の炎症によって違和感として感じる場合もあります。症状が続く場合は前立腺肥大症や前立腺炎、膀胱炎などが隠れている可能性があります。「排尿してもスッキリしない」と感じる方は、早めの受診をご検討ください。
前立腺肥大症
膀胱炎
前立腺炎
要注意尿の勢いが弱い・出にくい
以前より尿が出るまで時間がかかる、途中で途切れる、勢いが弱くなったと感じる場合は、排尿機能に何らかの変化が起きている可能性があります。男性では前立腺肥大症によって起こることが多い症状ですが、中には前立腺がんなどの病気が関係している場合もあります。年齢のせいと自己判断せず、症状が続く場合は原因を確認することが大切です。
前立腺肥大症
前立腺がん
尿道狭窄
尿漏れ・尿失禁
尿漏れや尿失禁は加齢による変化だけでなく、膀胱や骨盤底筋、前立腺の状態が関係していることがあります。咳やくしゃみをした時に漏れてしまう、急な尿意で間に合わないといった症状は、適切な検査や治療によって改善が期待できます。恥ずかしさから相談をためらう方も少なくありませんが、泌尿器科ではよくある症状の一つですので、お一人で悩まずご相談ください。
過活動膀胱
腹圧性尿失禁
前立腺肥大
切迫性尿失禁
放置のリスク
排尿の不調は少しずつ進行することが多く、「年齢のせい」と考えているうちに症状が悪化したり、膀胱や腎臓に負担がかかったりすることがあります。
検査について
問診で症状の出方を確認し、尿検査や超音波検査を行います。必要に応じて、尿の勢いを測定する尿流量検査などを実施します。
- 関連する泌尿器疾患について詳しくはこちら
血尿など尿の変化に気付いた方へ尿そのものの変化

尿の色やにおい、混じりものの有無などの変化は、自分でも気付きやすい症状の一つです。一時的な水分不足や食事、服用している薬の影響によって起こることもありますが、中には膀胱や腎臓、尿路の病気が関係している場合もあります。
特に血尿はもちろん、尿が濁る、においが強くなる、普段と違う色が続くといった変化は、体からのサインである可能性があります。症状によっては痛みなどの自覚症状を伴わないこともあり、「そのうち治るだろう」と見過ごされてしまうケースも少なくありません。
尿の状態は健康状態を知る手がかりの一つです。気になる変化が続く場合や、繰り返し起こる場合は自己判断せず、一度泌尿器科で検査を受けて原因を確認することをおすすめします。
要注意血尿(尿に血が混じる)
目で見て分かるほど赤みがかった尿が出る場合と、症状はないものの健康診断で「尿潜血」を指摘される場合があります。どちらも一度は原因を確認しておくことが大切です。
膀胱炎
尿路結石
膀胱がん
腎臓がん
尿の色・においの変化
尿の色が濃い、においが強いといった変化は、水分不足や食事の影響による一時的なものの場合もあります。ただし、症状が続く場合や痛みを伴う場合は病気が隠れている可能性があります。
膀胱炎
尿路感染症
脱水による一時的な変化
放置することのリスク
特に血尿は、自覚症状がほとんどないまま病気が進行しているサインであることがあります。「痛みがないから大丈夫」と判断せず、一度確認しておくことが大切です。
検査について
尿検査で血液や細菌の有無を確認し、必要に応じて超音波検査や画像検査によって腎臓や膀胱の状態を詳しく調べます。
尿時痛や健診異常のご相談にも対応痛み・全身症状・健診結果が気になる方

腰や背中の痛み、むくみやだるさといった症状は、一見すると泌尿器科とは関係がないように思われるかもしれません。しかし、腎臓や尿路の病気が原因となっている場合があり、泌尿器科での診察が必要になることもあります。
また、健康診断でPSAや尿潜血の異常を指摘された場合も注意が必要です。自覚症状がないため様子を見てしまう方も少なくありませんが、健診結果が病気の早期発見につながるケースもあります。
痛みの原因が分からない、健診で異常を指摘された、何となく体調が優れないといった場合でも、一度原因を確認しておくことで安心につながります。症状がはっきりしない場合でも、お気軽にご相談ください。
排尿時以外の腰・背中の痛み
腰や背中に痛みがある場合、泌尿器系の病気が原因となっていることがあります。痛み方によって考えられる病気が異なります。
尿路結石
腎盂腎炎
むくみ・だるさが続く
足のむくみや倦怠感が続く場合、腎臓の機能低下が関係していることがあります。泌尿器科の症状というイメージは少ないかもしれませんが、腎臓も泌尿器科で扱う重要な臓器の一つです。
慢性腎臓病
腎機能低下
腎臓がん
要注意健診でPSAや尿潜血の異常を指摘された
自覚症状がないまま健康診断で見つかることが多い症状です。異常値を指摘された場合は、症状がなくても一度詳しく調べることをおすすめします。
前立腺がん
前立腺肥大
膀胱がん
腎臓がん
放置のリスク
健診の異常値を放置してしまうと、病気の発見が遅れる原因になります。数値のみの異常であっても、一度確認しておくことで安心につながります。
検査について
症状や健診結果に応じて、尿検査・血液検査・超音波検査などを組み合わせながら原因を確認します。
栄駅近くの泌尿器科が診察します症状が続く場合はお早めにご相談ください
頻尿や残尿感、血尿などの症状は、加齢や一時的な体調の変化によることもありますが、前立腺や膀胱、腎臓などの病気が関係している場合もあります。症状が軽い場合や自覚症状がほとんどない場合でも、検査によって原因が見つかることがあります。気になる症状が続く場合は、早めの受診をご検討ください。
主な検査
症状に応じて、以下のような検査を行います。
尿検査
血尿・感染症の確認
血液検査
腎機能やPSA値の確認
超音波検査
膀胱・前立腺・腎臓の状態を確認
尿流量検査
尿の出方や勢いを確認
必要に応じた画像検査
臓器の異常を画像で確認
検査内容は症状や年齢、ご相談内容に合わせてご案内します。
受診の目安
次のような症状がある場合は、一度ご相談ください。
頻尿や残尿感が続いている
尿の勢いが弱くなったと感じる
尿漏れが気になる
血尿が出た、または健診で尿潜血を指摘された
腰や背中の痛みが続いている
健診でPSA異常を指摘された
原因が分からない不調や違和感がある
受診前によくあるご質問を掲載よくある質問
症状が軽いのですが、それでも受診していいですか?
もちろんです。「これくらいで受診していいのだろうか」と迷う段階で来院される方も多くいらっしゃいます。頻尿や残尿感、尿漏れなどは、早めに原因を確認することで安心につながります。
女性でも泌尿器科を受診できますか?
はい。膀胱炎や頻尿、尿漏れなどは女性にも多くみられる症状です。泌尿器科では男性だけでなく、女性の排尿に関するお悩みにも対応しています。
健診でPSAや尿潜血の異常を指摘されました。症状がなくても受診した方がいいですか?
はい。PSAや尿潜血の異常は、自覚症状がない状態で見つかることも少なくありません。症状がない場合でも、一度詳しく確認することをおすすめします。
どのくらいで検査結果が分かりますか?
検査内容によって異なりますが、尿検査など当日中に結果をご案内できるものもあります。詳しくは診察時にご説明いたします。
名古屋で泌尿器科をお探しの方へ早めの受診が安心につながります

泌尿器科の病気の中には、早期発見によって治療の選択肢が広がるものもあります。「症状が軽いから」「そのうち治るだろう」と自己判断せず、気になることがあればお気軽にご相談ください。
詳しく知りたい方はこちら関連ページのご案内
気になる症状がある方は、考えられる病気や検査内容、受診方法についてもあわせてご確認ください。


